愛育推進部(愛育班活動)
愛育推進部(愛育班活動)
愛育班活動とは、子どもたちが健やかに生まれ育ち、病気・障がいがあっても、高齢になっても、住み慣れた地域で安心して暮らしていくことを目的とした住民の組織活動です。健康づくりは個人の努力と実践が基本ですが、一人ひとりで健康を守ることには限界があります。愛育班は、個々の様々な健康問題を自分たちの課題として、共に手を携え、支えあい、活動しています。
これらを実現するための組織が「愛育班」、この活動をする人を「愛育班員」といいます。暮らしに根ざした小さな活動の積み重ねが「愛育班」の基盤です。
住民の生活の実態を反映できるように、組織は小規模な生活圏を拠点とし、活動の中心である「声かけ」と「話し合い」を繰り返すことにより、生活に根ざした問題を解決できるように努めています。
各地の実情・ニーズに応じて、声かけ・見守り、話し合いを中心に、育児体験学習会や健康学習会、各種研修会、愛育まつりの開催、機関紙の発行などをしています。また、行政と連携・協働し、健康なまちづくりのために提言したり、健診受診のお知らせや勧め、健康・福祉に関する行事の参加などもおこなっています。
全国の「愛育班」を支援するため、愛育推進部では以下の活動をしています。
毎年4月に「愛育班員全国大会」を開催し、愛育班活動功労者の表彰、「愛育班員の手記」優秀作発表、特別講演、交流会などを行っています。
次回開催日については決まり次第、掲載いたします。
愛育班関係者のための研修会を開催しています。
愛育班活動の歴史や活動の基本を学ぶほか、愛育班長として必要な知識を習得すると共に、参加者それぞれの 活動状況・意見交換により、愛育班活動の充実と地域の保健活動の向上をめざします。
また、模範愛育班に指定された埼玉県内市町の愛育班活動の実地研修を行い、活動見学や愛育班員との交流をはかります。
地域保健の向上に不可欠な地区組織活動である愛育班活動の基本とその育成技術を学ぶと共に、愛育班活動が重要性を増している中、今後の活動のあり方を考えます。
また、模範愛育班に指定された山梨県愛育連合会内の愛育班活動の実地研修を行い、県愛育連合会、市や保健所の愛育班活動の支援を学びます。
*上記研修会は隔年交互に開催しており、令和7年度は愛育班長研修会を開催いたします。
令和6年度より「愛育・地域づくり活動交流会」を開催いたします。
各愛育班の活動紹介、交流会などを行っております。他県や他の市町村の活動を知る機会となり、愛育班員さんや育成者の保健師さん同士の質問や情報交換など楽しい交流が行います。令和6年度は健やか親子21全国大会開催地の鹿児島県からZOOM配信をいたします。
「愛育班員証」「愛育班活動の基本」「活動のためのダイアリー」などを1冊のハンドブックにまとめた『愛育班員手帳』2024年版を作成しました。ぜひご活用ください。
1冊 550円(税・送料込)
愛育班活動の歴史、愛育班の基本的な活動、実際の愛育班活動の様子などを映像化したわかりやすい内容となっています。また、愛育班員全国大会や各研修会の様子なども盛り込んだ、愛育班活動をしていく上で大変役に立つDVDですので、ぜひご活用ください。
1枚 1,100円(税込)・送料別
今こそ地区組織!愛育班をはじめ地区組織に関わる保健師向けテキスト(A5判、209ページ)
1冊 1,100円(税込)・送料別
ページでご紹介している内容を中心にリーフレットとして提供しています。新任愛育班員や地域の方へ愛育班活動を紹介する際にご利用ください。21cm×40cm1枚を四つ折りしたものです。(無料)
母子愛育会からの情報提供、各愛育班同士の情報交換の場として毎年3月に発行し、愛育班にお届けしています。
部数に限りがありますので、お申込みの際はご相談ください。 (無料)
*最新号『愛育48号』2024年3月発行
社会福祉法人恩賜財団母子愛育会 愛育推進部
〒106-8580 東京都港区南麻布5-6-8
電話:03-3473-8315
FAX:03-3473-8454
E-mail:suishin@aiiku.or.jp